今朝テレビを観ていたら、相撲の八百長疑惑について検証・討論していた。
元力士だった人がゲスト出演していて、
八百長や無気力相撲について反論してたですよ。
「いつ相撲をとれなくなってもいい、という気持ちで一生懸命やっている」と。
怪我をしないよう手を抜いているとか、そんなことは一切ないと。
ある俳優からは
「会場で見るけど、体と体がぶつかる音はすごいから本気なのでは」という発言。
そのとき、出演してた女性が
「プロレスだって、本気でやってるのかしら」みたいな発言をした。
要は、本気でやったら怪我するし死んでしまうかもしれないのに、連日試合ができるのは
プロレスとはそういう商売・・・みたいなニュアンスの意見だった(と思う)。
「まぁ、それを知っててみんなは楽しんでいるからいいんでしょうけど」と締めていた・・・。
おいおいおい!!やいやいやい!!!
相撲の討論の場に、なんでプロレスの話をするんだよっ!!!
関係ねぇしっ!!
私は、自分以外の人がプロレスをどう思おうが全く関心がない。
だって、好き嫌いは自由だし。
もし私に向かって「プロレスきらいです」って言われても、なんも思わない。
「はぁ・・そうですか」みたいな(笑)
だけど・・・だけどっ!!今日はなんだかムカついてみた。
プロレスっちゅうのはなぁ~~(以下、私の勝手な持論)
ミュージカルと同じだと思ってるんですよ。
観に来てくれるお客様のために、日々トレーニングをしているわけ。
大晦日だけとか、年に数回しか戦わないファイターと違って
年間100~150回の試合をこなさなきゃいけないんですよ。(NOAHの場合は)
だから簡単にケガなんかしちゃいられないの。
ケガしたって、試合やんなきゃいけないの。
ファンのために。
「本気でやってるのか?」
やってるに決まってるじゃん。
本気でやってもケガしないように、技よりも「受け身」の練習してるんですよ。
三沢光晴は言う・・・『受け身がとれなくなったら引退』(参考「理想主義者」三沢光晴著)
戦う前に結果がわかってしまうような対戦カードでも、
つい手に汗握って応援してしまう。
それは彼らの演技力(語弊があるかな^^;)もさることながら、
やはり「本気」「全力」という気持ちが伝わってくるからである。
そしてなによりプロレスを愛する心であろう・・・
だから脳梗塞を患ってもカムバックしてくる選手もいるし、
ガンが見つかっても復帰を目指してリハビリを続ける選手もいる。
相撲だってプロレスだって、みんな全力でやってるはず。
だから八百長なんて、絶対無いと信じたい。