今の仕事に就く前、5ヶ所の会社を経験しました。
①銀座でレストランの経理
②大手町でリースの営業事務
③東池袋で不動産の庶務・総務
④神楽坂でプラント系のCAD(=図面入力)
⑤巣鴨で住宅系のCAD
⑥現在(住宅系のCAD。⑤の継続)
いろいろやったなぁ。
仕事も好きだし、お茶くみも買い物も洗い物も好きっす。
今日はリース会社でのことを書こう。
その会社は「とらば~ゆ」という雑誌に求人を載せていて、
条件は「専門卒以上・20歳~」というものだった。
当時私は高卒で19歳。募集条件にまったく添っていない。
しかしダメもとで連絡をしたら、なんと採用されてしまった。
結構な人数が面接に来ていて、学歴のある人もいただろうに。
理由はどうあれ採用されたのだから喜んでいたのだが、それも数日後には
不安な日々に変わるのだ。
採用されたのは全部で5名。私以外は20代前半~後半のお姉さんたち。
会社自体、中途で女性社員を採用するのが初めてで
当時勤務していた女性社員は皆同じ専門学校を卒業しているのである。
だから・・・女性社員の結束は固く、中途採用の私たちは「とらば~ゆ組」と括られ
お昼ごはんも別、飲み会でも離ればなれ・・・みたいな扱いだったわけですよ。
私に限っては高卒で10代、もう仲良くしてもらえるはずもない・・・みたいな^^;
でもせっかく採用してもらったのにすぐに辞めるなんてできない。
とにかく一生懸命やるしかない。
その会社はモービル石油系のリース会社で、洗車機などのリースを組んだり
自動車のリースや割賦販売の契約も行っていた。
私が与えられた仕事は・・・はっきり言って大変な(めんどくさい)仕事だった。
でもがんばってがんばって、ひたすらがんばった。
「だから高卒は・・」とか「だから10代は・・」とか言われたくなかった。
(あ、高卒を恥ずかしいと思ったことなんて1度もないっす)
がんばって、そして気付いたらみんなが仲良くしてくれていて
「仕事ができる」を代名詞にしてくれていた。
そんで以前は「○○(名字)さん」って呼ばれていたのに
「○○ちゃん」って下の名前で呼ばれてた。
不思議な瞬間だった。
あのときほど
「がんばれば認めてもらえるんだなぁ」と実感したことはありません。
そして今もがんばれるのは、あの出来事があったからだと思います。
ママンもがんばるから
チロにゃもキャリーバッグ、がんばって克服してくれないかなー